イラン、米兵が潜伏する湾岸諸国のホテルを攻撃目標に
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【3月27日 AFP】イラン軍は26日、米兵が潜伏(せんぷく)する湾岸諸国のホテルを米イスラエルとの戦争における攻撃目標にすると警告した。
イラン軍のアボルファズル・シェカルチ報道官は国営テレビで、「米兵全員がホテルに入れば、われわれの視点からすればそのホテルは米国のホテルになる」と主張。
「われわれはただ手をこまねいて、米軍に攻撃されるのを待つべきだろうか? 反撃するなら当然ながら、米兵がいる場所ならどこでも攻撃しなければならない」と付け加えた。
イランのアッバス・アラグチ外相は26日のSNS投稿で、米兵が湾岸協力会議(GCC)加盟国(アラブ首長国連邦、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア)の民間人を「人間の盾」として利用していると非難。
「この戦争の当初から、米兵たちはGCCの軍事基地から逃げ出し、ホテルやオフィスに身を隠している」として、GCC加盟国のホテルに対し、米兵の予約を拒否するよう呼び掛けた。
ファルス通信は匿名の情報筋の話として、イランが湾岸諸国、特にアラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンのホテルに対し「厳重な警告」を発したと報じた。
また、イラン軍はシリア、レバノン、ジブチでも米兵がホテルに潜伏し、民間人を人間の盾として使用していることを確認したと付け加えた。
イランは近隣諸国が米軍による自国領土からの対イラン攻撃を容認していると非難しているが、湾岸諸国はこれを繰り返し否定し、開戦前から自国の領土や領空が対イラン攻撃に利用されることを決して許さないと表明していた。(c)AFP