先日、群馬県は前橋市のぐんま男女共同参画センターで講演をさせていただきました。テーマは、拙著のタイトルでもある「パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ」。男性の育児参加がいかに重要か、実体験とデータ・エビデンスを行ったり来たりしながら、笑いあり涙あり(?)で共有するものです。
ご担当者様が拙著にお目通しくださったそうで、お声がけいただいた次第。有り難すぎるご縁に心を躍らせながら意気揚々と会場に入りました——が、早々に面食らうことになります。
およそ50名の方々にご参加いただいたのですが、マジョリティが、ご年配の方々だったのです。男性も少なからずいらっしゃいました。このテーマでの講演はだいたい、子育て世代が圧倒的なのに(※ このイベントは、年齢性別を問わず、参加者を広く募集してくださっていました)。
「体験格差」とは、結局、なんなのか?
例えば、海外旅行にいける子といけない子がいるけれど、これは「体験格差」だろうか。
いよいよ年の瀬です。そんなわけで、本年も、二人の未就学児の育児に(主観的には)コミットし抜いたわたしのベストバイを発表させてください。
ただ、本年は正直、もう他を寄せ付けない圧勝。英語でいうなら、No contest。
それが「ビリーズブートキャンプ(以後、BBC)」です。
本年のわたしの、そして(きっと)家族のwell-beingをガチムチに高めてくれました。
霞が関の働き方が話題になっています。きっかけは、高市総理が、午前3時に当日の予算委員会の準備の勉強会を開いていたこと。
長年愛用していたnotionからObsidianへの一部、機能とナレッジの移行と再構築なう。
趣旨はいくつかあるのですが、主に2つです。
人生ではじめて、小説を書いてみた。
タイトルは、『それでもなお』
どんな話なの? ということについては、下記のリンクにまとめておりますので、騙されたと思って、ぜひご一読ください。
とある国会議員が「質問主意書100本チャレンジ」として、国民が「おかしい」「なぜ?」と思ったことを募集されていました。
確かに、質問主意書は国会法で定められている議員の重要な権利ですし、国民の声を行政に届けるという趣旨は素晴らしいと思います。ゆえに、現役の役人は本件についてとやかくいえないでしょう。100本質問主意書が届けられれば、粛々と対応するしかありません。
地獄のような本が、手元にあります。現代の古典ともいうべき、ピエール・ブルデューの、『ディスタンクシオン』です。
本エントリは、筆者の個人的見解に基づくものであり、所属組織を代表するものではありません。
久々に、TVドラマを観た。
多読を慎むべきである。かりにも読書のために、現実の世界に対する注視を避けるようなことがあってはならない。というのは、真に物事をながめるならば読書の場合とは比較にならぬほど、思索する多くの機会に恵まれ、自分で考えようという気分になるからである。
このようにいったのは、ドイツの著名な哲学者、ショーペンハウエルだ。彼の著書『読書について』の一節である。同時代における圧倒的な哲学者として名を馳せていたヘーゲルと同じ大学で講義をすることになり、わざわざ喧嘩を売るかのように、彼の主講義と同じ時間に講義をぶつけるも、聴講生がほとんど誰もこなかったという逸話を持つ人物だ。個人的には、これだけでだいぶ親近感がわく。もっとも、彼の思想は難解で(かつ、当時の学界では、ヘーゲル哲学の影響があまりに大きく、彼の思想は非主流派だったといわれている)、ゲーテなどの一部の知識人を除き、若いときには注目されなかった。しかし、時代が進み晩年になると、その功績が再評価されることになる。
グルになっている集団を徹底的に解体して、追い詰められた一人の人に徹底的に肩入れするのが、本来の——「本来」と付いた、意味深だねえ——法です。現在の日本の法も、まあ原理というか理念は、これを追求している。でも、細かいところに入っていくと、だんだん少しずつ腐食していて、ほとんど枯れそうになっていることも確かなんだ。
子どもたちを性暴力から守りたい、その一点で行動を始めて、気がつけばおよそ4年半の歳月が流れていました(驚愕)。前半の2年は民間人として政治・政府に政策を提言し、後半の2年半は、期せずして、政府の一員としてその政策を担当することになりました。この間、民→官というフェーズをまたいで、たったひとつの政策に携わり続けてきたわけですが、それは昨年「こども性暴力防止法」として結実。既に公布され、2028年12月までには施行されることとなっています。そんなチャレンジも、個人としてはこの年度末で一区切となりました。退官し、民間にカムバックします。
現在、行政官として性暴力と対峙しています。どうすれば性暴力を社会から一掃できるのか、考える毎日です。そして私はものを考えるとき、まず他の事例を調べにいきます。ビジネスパーソンをやっていたときの習慣です。
性暴力対策の先進的な事例としてしばしば引き合いに出されるのは、欧米諸国のものです。そこで、公開されている情報から、その実態を調査していました。
カーブカット効果、という概念をご存じでしょうか。ちなみに、私はつい最近まで知りませんでした (キリッ
名著『これからの「社会の変え方」を、探しにいこう』で、この言葉に出会いました。
参議院選挙が、終わりました。
結果について、思うところは山ほどあります。しかし、公務員という立場上、そこに言及するわけにいかないので、それは傍におき、今回はタイトルの件について語らせてください。
7月1日から、認定NPO法人フローレンスを退職し、内閣官房こども家庭庁設立準備室に国家公務員として勤務することになりました。来年4月には、こども家庭庁になる組織です。
ミッションは2つです。これまでフローレンスが政策提言してきた、保育・教育現場での性暴力を根絶するための「日本版DBS」法案をつくること。そしてもう一つは、働き方改革です。
こども家庭庁が、注目を集めています。
この新組織の根拠法となる「こども家庭庁設置法案」は、今国会の重要広範議案(今国会における最重要法案のひとつに位置付けられている議案のこと)です。
タイトルだけで目眩がしている方も多いと思うのですが(私もです)、しかし、重要な話なので、ぜひ、ひとりでも多くの方に読んでいただきたいです。超、拡散希望です。
子どもたちへの性暴力事件の中には、たとえ発覚しても、親たちが声をあげても、被害当事者の幼い子どもたちが勇気を振り絞り、法律で定められた手続きに則って被害を証言したとしても、加害者を起訴すらできないものがある、という話です。
まただ。正視に耐えない事件が起こってしまった。
先日、大変光栄なことに、ツムラの #OneMoreChoice プロジェクトに関わらせていただく機会がありました。
僕は、学校が好きじゃかった。小学校から高校まで、ずっとだ。なぜかって、勉強が嫌いだったからだ。体育や部活動など、楽しみな時間はあったけれど、教室で先生の話を聞いている時間が圧倒的に長いのが学校だ。ずっとお経を聞いている気分だった。でも、それだけならまだマシだ。ぼんやり外を眺めていれば、時間は過ぎていく。本当に嫌だったのは、自分が友達と比べて、勉強ができないことを否応なく自覚させられることだ。授業中、先生からふいに質問されることがあっても、大抵、答えられない。そうすると、他の友達から嘲笑されたり、からかわれたりする。「こんな問題もわかんねえのかよwww」と。そんな時、あの頃の僕は笑ってこう応えていた。「そうなんだよね。俺、バカだからさ」
担当の先生たちの名誉のために言っておくと、先生たちは、とても熱心に指導してくださった。でも、自分がそれについていけなかった。こういう状態が、余計に自分を惨めにさせた。酷い先生だったら、先生のせいにできたのかもしれないが、それも叶わないのだ。
本当に、一瞬の出来事でした。なんの変哲もない、近所にある交差点。別に見晴らしが悪いとか、そんなことは何ひとつない場所。青信号の横断歩道を、妻が娘をのせた自転車で渡っていました。私も自転車で、二人に続いていました。向かいから車が右折してくるのは目に入っていました。しかし、様子がおかしい。減速しない。止まらない。「ヤバイ」と思った時には手遅れで、車は、妻と娘を乗せた自転車と衝突。二人は自転車ごと横転しました。
変な形にひしゃげた自転車と、顔を歪めてうずくまる妻。悲鳴のような鳴き声をあげる娘。ここから数秒間のことはちょっと記憶にないのですが、二人に駆け寄って娘を抱き上げ、妻を抱えて道路のはじに移動したことだけは覚えてます。娘が、かつてない強さで自分にしがみついているのを感じました。妻は、足を抱えて苦悶の表情をうかべていました。
こんにちは。認定NPO法人フローレンスの前田晃平と申します。
11月20日(土)、TBSの『報道特集』で、保育・教育現場での性暴力に関する特集が組まれ、その対策としての「日本版DBS」が紹介されています。私たちフローレンスは、政治・行政に対し、昨年よりこの政策提言を続けてきました。その様子を、当番組に密着取材してもらっていたのです。ついに放映され、感無量です。
妻が、管理職に昇進した。
これは、私たち夫婦にとって、とても嬉しいことだった。娘が生まれて以来、夫婦で試行錯誤しながら、喧嘩と議論を繰り返しながら、どうにか家事育児と仕事を両立してきた。正社員とはいえ、同僚たちより遥かに早く業務を終えなければならない妻は、悩んでいた。どうすれば、より短い時間で価値発揮できるか、ずっと考えていたのだ。娘を寝かしつけた後に、お互いに仕事の相談をするのが日課になっていた。
先日「ジェンダーギャップが縮まるほど出生率が上がるよ」と、ツイートをしたところ、たくさん「いいね」をもらいました。でも、「いいね」だけじゃなくて、反論( クソリプ含む😇 )も押し寄せてきました。
少子化の加速が、止まりません。2020年の出生数は84.1万人と、戦後最少を更新。21年は、いよいよ80万人を割るかもしれません。