

今日の主要なスマートフォンは総じて、スワイプ操作に最適な全面ガラスのタッチスクリーンを搭載している。しかし、ふとした瞬間にノスタルジーに駆られ、BlackBerryの物理キーボードであのクリック感を味わいたくなることもあるだろう。BlackBerryのモバイル端末は2016年に提供が終了したが、物理キーボードを備えた新しいスマートフォンが登場している。
提供:Unihertz
Mobile World Congress 2026で、米CNETのモバイル担当マネージングエディターであるDavid Lumb記者は、中国のスマートフォンメーカーUnihertzが開発したAndroidスマートフォン「Titan 2 Elite」に触れた。この製品は、ポケットに収まるサイズのバックライト付きQWERTYフルキーボードを搭載している。その通常版とPro版が米国時間3月24日にKickstarterで公開され、すでに目標額の10万ドル(約1600万円)を上回る出資を集めている。
本稿掲載時点で、4800人以上の支援者から3億5500万円を超える資金が寄せられている。
Titan 2 Eliteでは、A~Zのキーをカスタマイズし、短押しや長押しのショートカットを作成できる。これにより、さまざまなアプリの起動や、テキスト編集の補助が可能になる。さらに、BlackBerryのトラックボールが進化したような機能として、キーボードを使ってスクロール操作やマウスカーソルの移動もできる。プログラム可能な側面のボタンは、1回押すだけで任意のアプリを起動できる。
提供:David Lumb/CNET
6月に出荷予定のTitan 2 Elite(オレンジまたはブラック)を入手するには、3100香港ドル(約6万3000円)の出資が必要だ。これは定価から20%割引された価格で、別途配送料が必要だ。
上位モデルの「Titan 2 Elite Pro」については、17%割引された3800香港ドル(約7万7000円)の出資と配送料が必要だ。こちらの配送予定時期は10月となっている。
通常版、Pro版ともに、カップル向け、ファミリー向け(3台)、友人向け(5台)、卸売業者向け(10台)のパッケージも用意されている。
これらの端末は現在、Google、米連邦通信委員会(FCC)、欧州連合(EU)適合のCEマーク、英国のUKCAマーク、そして日本の電気通信端末機器審査協会(JATE)による認証手続きの最中だ。これらの認証を4月までに取得し、5月に試作と量産が始まる見込みだ。
提供:David Lumb/CNET
EliteとElite Proの違いは、処理能力とRAM・ストレージ容量だ。通常版のEliteは「MediaTek Dimensity 7400」チップ、Pro版は「Dimensity 8400」を採用している。容量は通常版が12GBのRAMと256GBのストレージ、Pro版は12GBのRAMと512GBのストレージとなっている。
AIによる需要拡大でメモリ価格が高騰しているが、Unihertzは12GBのRAMを維持することを決定した。これにより、Titan 2 Eliteの価格はKickstarterで公開された過去のUnihertz製品よりも高くなっているという。
通常版とPro版はいずれも、4.03インチのAMOLEDスクリーン、50MPの背面カメラ、32MPの前面カメラ、4050mAhのバッテリーを搭載している。デュアルバンドGPS、指紋認証および顔認証、Bluetooth 6.0、グローバル5G対応、2枚の物理SIMカードとeSIMのサポートも共通だ。SIMスロットの片方をmicroSDカードに差し替えることで、最大2TBのストレージ拡張もできる。
EliteとElite ProはともにAndroid 16を搭載する。Unihertzは5年間のOSアップデートと2031年までのセキュリティパッチ提供を予定している。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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