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はてなキーワード: 趣旨とは

2026-03-12

昔、ある男がある家族精神的に支配し、家族同士で殺し合いをさせて遺体を始末させていた…

という、まさに吐き気を催すような鬼畜所業事件があったんだけど、

この事件って調べれば調べる程、被害者である一家にも、付け入られそうな弱みが沢山見付かるんだよな…。これは被害者を叩こうという趣旨ではなく、事実の指摘として言うが。事実として、非の打ち所のない清廉潔白な家庭ではなかった。

おそらく、だからこそ事実が明るみに出るのを恐れ、早い段階で警察に訴える事も叶わなかったのだろう。

勿論、だからといって犯罪に及んでいい訳がない。ターゲットにしていい訳がない。それとこれとは別の話だ。

卑劣犯罪被害者が、必ずしも清廉潔白人格者とは限らないんだよ。少なくとも被害者意思の介在しない暴行行為等ではなく、被害者意思も関与する犯罪場合には。例として、詐欺性犯罪にはそういうケースが多いだろう。

被害者に落ち度があると指摘する事をもって、常に被害者叩きと呼ぶべきではないと思うんだよね。

2026-03-07

anond:20260306141249

最初

議論ってのは「男の領域であるし、あいまい雰囲気とか気持ち世界じゃないんですよ。

議論したいならば、議論流儀自分を合わせるべきですね。女性立場を上げたい?のならば、当然、そうするべきなのでは?


ブログ、基本読書さんの言っていることは以下のように思います

女性の方が成長が早い。また、実際の成長と脳の成長は、男女で異なる。(女性の方が体と脳の成長が同等)

ゆえに、教育制度女性に有利である。」


増田意見への反論

・「なので、成熟しても一貫して女子が上ってことでしょ。」

ブログ趣旨は、女性の成長が早いことを言っています成熟してから能力には言及していないと思います

 まあ、教育が適切に行われた方が、成熟直後は上であることはあるでしょう。

・「ちなみに、日本だと生活なんちゃら調査の結果で、10男子10女子では、男子の方が娯楽時間が長く、睡眠も長く、学習時間が短いので、

成熟の差よりもこの差じゃねーのって思うんだけど?」

自己管理セルフコントロールは、まさに成熟のことだと思います

大人徹夜ゲームしたりしないよね。)

増田の「この差」ってなんですか?まじめ、能力が上、従順

・「教育の差で男女の成績が変わる研究結果がいっぱいだとあるんじゃねーの?」

→こんな言葉遣いどうしてもしたいのですか?少なくとも、男女論を語るときは、女性らしい文章を書いてください。立場が見えません。


余談について

増田企業がどのような意思を持っているのかをまったく理解してないですね。

企業というのは、コスト削減を第一に考えています基本的に、非人間的な存在です。

企業というのは男とか女とかどうでもいいんですよ。

で、「女性側だけ給与が安く設定される」この長年の慣習があるのですが、

このルールがあるから企業男性女性に入れ替える理由ができるわけなのです。

もしこのルールがなければ、企業はわざわざ男を女に入れ替えないでしょ?一円の得にもならないじゃん。

少しは理解できましたか企業というのはあなたのために存在していません。女性のためにも男性のためにも存在していません。

お金を儲けるために存在しているのです。

あなた給料を上げるお金はどこからくるのですか?あなたが男の代わりにやとわれた理由は、男よりも安いからなのに。


最後

私は議論が好きなので、このようなことを書かせていただきました。

別に男にむかついたり、邪魔に思うのは自然なことだとは思います

ただ、会社が何を目的にしているのかを考えて、あなたが男を潰したところで、会社はなんともないということです。

誰が問題かは、聡明増田ならばわかるでしょ?

「憤兵は敗れる」という言葉があります。ご考慮を。

anond:20260307104341

私も表紙の扱いとかよく知らないけど、少なくとも親告罪である以上は(最近変わったんだっけ?)、さすがにこれが流行ってることによる作者側の損害よりも利益のほうが上回るだろうから、訴えたいと考える人ゼロまたはごく少数ではあるのでは

(少数でもいたとしたらそれはそれで問題だという趣旨増田なのかもしれないけど)

2026-03-05

江戸時代の小判の改鋳は信用創出のためですよね

江戸時代の「小判の改鋳(かいちゅう)」を「信用創出」と捉えるのは、非常に鋭く現代的な視点ですね。

厳密な経済学用語としての「信用創出(銀行預金と貸し出しを繰り返して通貨量を増やす仕組み)」とは少し異なりますが、「通貨発行益(シニョリッジ)を得るための財政政策」、あるいは「マネタリーベース強制的に拡大させるリフレ政策」という側面で見ると、おっしゃる通りの性質を持っています

江戸時代の改鋳(特に元禄期の改鋳)がどのような意図で行われたのか、整理してみましょう。

1. 幕府の「お財布事情」と通貨発行益

改鋳の最大の目的は、多くの場合幕府財政赤字補填でした。

金銀の含有量を減らした新しい貨幣を作り、古い貨幣と交換する際に、余った金銀でさらに多くの貨幣鋳造します。その差額が「通貨発行益」として幕府の懐に入りました。

豆知識元禄の改鋳を主導した勘定吟味役荻原重秀は、「貨幣国家が定めるものであり、たとえ瓦(かわら)であっても通用する」という趣旨発言を残しています。これは、貨幣価値を「素材(金)の量」ではなく「公的な信用」に置こうとした、当時としては極めて先駆的な**「管理通貨制度」**に近い考え方でした。

2. 経済成長に伴う「通貨不足」の解消

慶長年間(江戸初期)に決めた貨幣流通量では、元禄期の発展した経済規模商業の活発化)を支えきれなくなっていました。

デフレ状態回避商品流通量に対して貨幣が足りないと、物価が下がり景気が冷え込みます

通貨供給量の拡大: 金の含有量を減らしてでも枚数を増やすことで、市場流通するお金を増やし、経済を回そうとした側面があります

3. 「信用」と「インフレ」のトレードオフ

改鋳は魔法の杖ではありませんでした。

メリット幕府財政が潤い、一時的に景気が刺激された。

デメリット貨幣の質が落ちたことで「貨幣への信頼」が揺らぎ、激しいインフレ物価高)を招いた。

特に、その後の新井白石による「正徳の治」では、逆に「貨幣の質を元に戻す(金の含有量を増やす)」というデフレ政策がとられましたが、これは市場から通貨消滅させ、深刻な不況を招くことになりました。

まとめ

江戸時代の改鋳は「貴金属呪縛から逃れて、公的な信用によって通貨量をコントロールしようとした試行錯誤」だったと言えます現代中央銀行が行う金融緩和に近い発想が、300年前に既に実践されていたのは非常に興味深いですよね。

[] 小学館提訴予測[堕天作戦問題]

被害者(Aさん)が小学館提訴すれば勝訴・高額和解可能性は極めて高いです。2026年3月5日時点の公開情報判例傾向に基づく分析します。札幌地裁判決(令和8年2月20日山本に対し1100万円認容)で一次被害は確定済み。小学館提訴二次被害隠蔽発覚によるPTSD悪化等)に限定

1. 不法行為根拠民法709条+715条)

• 主たる根拠民法709条不法行為)
被害者人格権性的自己決定権平穏生活権)侵害二次被害精神的損害の拡大)。
最高裁平成29年判決等で確立した「性的自己決定権」は、教師出版社という立場を利用した隠蔽行為侵害されると認定されやすい。

会社責任根拠民法715条(使用者責任)
担当編集者成田氏=文春記事のX氏)の示談交渉・別名義起用・虚偽発表は「事業執行」(マンガワン事業)に該当。法務部・社長室共有(文春LINE記録)により会社全体の故意・過失が認定されやすい。

• 補強根拠安全配慮義務違反民法415条・労働契約法5条類推)
若年読者層アプリ運営する出版社として、性加害者再起用による被害者社会への配慮義務を怠った。

日本法に「大企業加重」は存在せず(補償損害賠償のみ)、被害様態因果関係悪質性で額が決まる(ご指摘通り)。

2. 根拠となる事実

2020年2月逮捕児童ポルノ製造罰金30万円)時点で法務部・社長室・編集部事実把握(文春LINE記録)。

休載理由を「作者の体調不良」と虚偽発表(公式見解で自ら認めた矛盾)。

2021年5月~:成田氏主導のLINEグループでAさんに「示談金150万円+連載再開要請撤回+口外禁止」を提示(Aさん要求事実ベース説明」を拒否)。

2022年10月『堕天作戦』終了→同年12月わずか2ヶ月後)別名義「一路一」(山本と同一)で『常人仮面原作者起用(別漫画家作画)。

2026年2月27日公式発表で「同一人物」と自ら公表判決後1週間)。同時期にマツキタツヤ氏(別性加害者)も別名義起用。

• Aさん陳述:「復帰しているなんて知らなかった」「PTSD悪化・解離再発のショック」(文春取材)。

編集者過去歴(瓜生氏・成田氏のネット暴露)は「企業文化」として補強材料(確定証拠ではないが調査で立証可能)。

これらはすべて第三者委員会調査で容易に確認可能LINE記録・公式アカウント運用履歴が決定的証拠

3. 法律への当てはめ

• 709条該当:隠蔽・別名義起用は「加害者擁護被害者無視」の積極的行為。Aさんの「死にたい状態悪化させ、人格権侵害最高裁下級審被害判例多数)。

• 715条該当:成田氏の行為マンガワン事業執行(連載管理示談交渉)。法務部共有で「会社ぐるみ認定判例企業隠蔽事案で使用者責任肯定多数)。

悪質性加点:公式見解矛盾(「2022年まで知らなかった」vs成田氏のアカウント運用継続)で故意隠蔽継続が明らか。

因果関係:一次被害山本分)は別途回収済み。二次被害分のみ請求判決後発覚の精神的衝撃・療養遅延)。

4. 提訴内容(想定される訴状の要点)

原告(Aさん):小学館株式会社に対し、札幌地裁または東京地裁提訴管轄被害地・会社所在地いずれも可)。

請求趣旨(例)

1 損害賠償金○○円(+遅延損害金年5%)の支払い

2 謝罪文掲載マンガワン公式サイト・新聞等)

3 再発防止策の策定・報告(第三者委員会結果公表含む)

請求原因

不法行為(709条)+使用者責任(715条)による二次被害

• 具体的な損害:PTSD解離性同一性障害悪化医療記録・陳述書)、休業損害、弁護士費用

証拠

文春記事全文、LINE記録、公式発表、判決文、山本インタビュー医療診断書

提訴時期

第三者委員会結果待ち(有利に働く)or即時(証拠保全)。集団訴訟化(他の被害者・作者離れ勢)も視野

5. 司法判断相場(2024-2026年類似判例チェック)

日本では二次被害単独で高額化しにくい(一次被害重複不可)。検索確認した最新傾向:

二次被害中心の相場:300〜800万円(慰謝料中心)

大和ハウス工業(報告後不適切対応二次被害):約1,100万円

証券会社B社(組織的セクハラ隠蔽):8,500万円(複数被害者証拠隠滅的対応

大手製造パワハラ放置:約2,200万円(休業損害含む)

一般企業セクハラPTSD認定):400〜550万円

自衛隊公的機関隠蔽事案:600〜7,000万円(自殺に至る極端例)

• 本件推定認容額:400〜800万円(裁判)/500〜1,000万円(和解

◦ 低め:300〜500万円(「隠蔽編集者独断」と判断された場合

◦ 高め:700〜1,100万円(LINE記録・公式矛盾出版社社会責任悪質性認定

和解圧力大(第三者委員会設置中+世論・作者離れで小学館が上積み提案やすい)

ジャニーズ和解(数百人・総額数十億円)**は参考外(和解ベース複数被害者)。
結論

小学館責任は極めて強い(刑事責任ゼロでも民事責任鉄壁)。提訴すれば高確率で勝訴・和解。総額(山本分+小学館分)で1,500〜2,000万円超は現実的。Aさんの医療記録・「復帰発覚時のショック」陳述が鍵です。

小学館提訴における争点予測

2026年3月5日時点の公開情報に基づく整理。情報源はすべて公開報道公式発表・文春記事限定判決文は非公開のため争いなし。)

1. 事実関係の確定度チェック(情報源別)

完全に争いなし(両当事者共通事実

山本章一(=一路一)の逮捕2020年2月児童買春・児童ポルノ禁止法違反製造)・罰金30万円略式命令)。
情報源小学館公式声明(2026.2.28・3.2)、文春記事弁護士ドットコム報道札幌地裁判決報道

札幌地裁2026年2月20日判決(1100万円全額認容・性的自己決定権侵害認定)。
情報源判決報道多数(弁護士ドットコム等)。判決自体は非公開(民事通常)。

◦ 別名義復帰事実2022年12月常人仮面原作者起用)。
情報源小学館公式発表(2026.2.27・2.28)で自ら公表

◦ 第二事例(マツキタツヤ=八ツ波樹)の起用・有罪歴。
情報源小学館公式(2026.3.2)で自ら公表

取材内容(文春記事)で主張が対立する部分

2020年逮捕時点の「法務部・社長室共有」+LINEグループでの示談交渉詳細(150万円+口外禁止+連載再開要請撤回)。
文春側:Aさん提供LINE記録+取材。
小学館側:公式では「担当編集者レベル」「会社ぐるみの関与はない」と否定(2026.3.2声明)。

◦ Aさんの復帰発覚時反応(「まったく知らなかった」「青天の霹靂」「PTSD悪化」)。
文春取材ベース(Aさん直接陳述)。小学館公式謝罪するが、悪化の程度・因果関係を争う余地あり。

第三者委員会の現状


2026年3月2日設置決定(当初社内調査から外部有識者へ一本化)。調査対象は「堕天作戦休載経緯」「和解協議」「起用プロセス」「人権意識」。詳細未公表。報告が出れば新事実追加で争点変動の可能性あり。

2. 予測される主な争点(優先順)

提訴した場合小学館は「責任範囲を最小化」する方針公式声明から明らか)。Aさん側は文春証拠で攻める形。

争点①:使用者責任範囲民法715条)――最も重要な争点

• Aさん主張:成田氏の示談交渉・虚偽発表・アカウント運用継続は「事業執行」。法務部共有で会社全体の責任

小学館主張:「和解協議担当編集者独自判断」「会社ぐるみ関与なし」「復帰は2026年2月まで知らなかった」。

• 立証:Aさん有利(LINE記録+公式アカウント運用履歴)。判例企業隠蔽事案)で使用者責任認定されやすい。

争点②:二次被害因果関係(復帰発覚→PTSD悪化

• Aさん主張:2026年2月27日公式公表で初めて知り、フラッシュバック増加・解離再燃・療養遅延。

小学館主張:一次被害後遺症が主因。隠蔽との因果関係なし(または軽微)。

• 立証:Aさん有利(医療記録・陳述書・文春取材タイミングが決定的)。第三者委員会報告で悪化事実認定されればさらに強まる。

争点③:隠蔽行為悪質性(虚偽発表の故意

• Aさん主張:「体調不良偽装+別名義起用は積極的隠蔽

小学館主張:確認体制瑕疵(過失)にとどまる。故意なし。

• 立証:Aさんやや有利(公式矛盾が明らか)。ただし「会社ぐるみ」までは争われる。

**争点④:損害額(二次被害分のみ)

相場400〜800万円(前回分析通り)。

小学館は「第三者委員会設置=自浄努力」で減額主張。Aさんは医療記録で上積み。

争点⑤:第三者委員会報告の影響(副次的

• 適切に機能すれば悪質性軽減・和解圧力増(減額要因に一部なる)。

機能不全なら逆に悪質性加重。

3. 全体の見通し

• Aさん勝訴確率:極めて高い(争点①②で文春証拠鉄壁)。

和解着地が最も現実的提訴後早期に500〜900万円+謝罪文掲載で決着(小学館イメージ回復優先)。

判決まで行けば:600〜1,000万円程度(二次被害単独)。

第三者委員会報告(数ヶ月後?)が最大の変動要因。報告前に提訴すればAさん有利、報告後にすれば和解やすくなる。

注記

この予測は現時点の公開情報のみに基づきます第三者委員会報告や追加文春報道が出れば争点がシフトする可能性大です。

2026-03-03

anond:20260303164123

藤井先生わっちゃうの?😭

でもこれ見てると大丈夫っぽいよ?


https://x.com/neu_ken_matsui/status/2028643836575285380

「SANAE TOKEN」に関する責任所在について

@NoBorder_info

の「Japan is Back」プロジェクトの一環として発行された「SANAE TOKEN」につきましては、トークン設計および発行に至るまでの一切の業務について、私が運営する株式会社neuが主体となって行い、その責任を負ってまいりました。

プロジェクトは、私どもが「Japan is Back」構想を提案し、コミュニティ内で上がったインセンティブ設計に関する声を具体化する形で、「SANAE TOKEN」発行の企画立案し、NoBorderへご提案したものです。

NoBorderには本プロジェクト趣旨にご賛同いただきましたが、トークン設計・発行・運営に関する詳細については、すべて当社に一任いただいておりました。

この度は、本件に関しまして様々な方面よりご心配のお声をいただき、結果として世間をお騒がせする事態となりましたこと、心よりお詫び申し上げます

今後、私、松井健より、これまでの経緯および今後の対応方針等につきまして、改めてご説明申し上げます

この松井さんの会社が全て責任があるっぽいから、セーフじゃない??

はてな問題は、言葉意味を力で都合よく変えたい人のやり方がポンコツで(バカから)、さらにそれを鵜呑みにして言葉に詰まる人がいる()ところ

私たち日常的に使う「言葉意味」をめぐる争いは、単なる辞書的な定義議論ではなく、実は深刻な「権力争い」や「社会的不正義」の場になっています

1. 「メタ言語的不一致」とは何か?:言葉の「中身」を奪い合う対話

まず、肝であるメタ言語的不一致(metalinguistic disagreement)」という言葉を噛み砕いて説明します。


普通議論は、「目の前にあるものが、特定単語に当てはまるかどうか」を争いますしかし、メタ言語的な不一致は、「そもそもその言葉を、どのような意味定義)で使うべきか」という、言葉の「中身」をめぐる争いです。

例えば、数年前に話題になった「桜を見る会」と「反社会的勢力」をめぐる議論を考えてみましょう。

政府が「反社会的勢力定義一義的に定まっているわけではない」という趣旨の答弁をしたとき日本中で大きな議論が起きました。これはまさにメタ言語的不一致です。


市民の側:「反社会的勢力」とは、暴力団やそれに準ずる、市民安全を脅かす集団を指すべきだ。

政府の側:文脈によって定義は変わるものであり、現時点で特定人物をそこに含めるべきではない。


この時、双方は「誰が反社会的なのか」という個別事実だけでなく、「反社会的勢力という言葉を、この文脈でどう定義して共有すべきか」というルール作りをめぐって戦っています。著者は、このように「単語と内容のペアを確定させようとする共同作業」を「メタ言語交渉(metalinguistic negotiation)」と呼びます

2. 「理想的」な議論と、現実の「ドロドロした」議論

多くの哲学者はこれまで、こうした言葉をめぐる議論は、対等な立場人間カフェマティーニ定義を語り合うような「理想的な状況」を前提にしてきました。これを「理想的メタ言語的不一致」と呼び、以下の2つの条件を満たすものとしています

1. メタ言語的対等性

どちらの参加者も、同じくらい自由意見を言え、同じくらい相手意見に影響を与えられる状態

2. 高いエージェンシー

自分言葉議論を動かし、結果に影響を与える能力を十分に持っている状態


しかし、現実はそう甘くありません。著者は、現実議論の多くは「非理想的」であり、そこには目に見えない「権力の勾配」があると指摘します。

例:職場の「セクハラ」をめぐる議論

職場上司が部下の体に触れたとしましょう。

部下(女性):「それはセクハラです!」(=セクハラという言葉に、不快身体接触を含めるべきだという提案

上司男性):「そんなに敏感になるなよ。これは親愛の情であって、セクハラ(深刻な被害)には当たらないよ」


ここで、上司と部下は対等ではありません。上司は「自分定義」を押し通すための社会的組織的な力を持っており、部下はその定義を受け入れなければ仕事を失うかもしれないという恐怖を感じます。このような「不当な支配力」を、「メタ言語権力(metalinguistic power)」と呼びます

3. メタ言語不正義:言葉の力を奪われるということ

ここで最も問題視しているのは、この権力が「アイデンティティ偏見」、つまり女性から」「部下だから」といった属性に基づいた偏見によって作動するとき、そこに「メタ言語不正義(metalinguistic injustice)」という独特の罪悪が生じるという点です。

この不正義には、3つの深刻な形態があります

知識を作るプロセスから排除

これは、ある言葉の「概念」を一緒に作り上げる権利を奪われることです。

例えば、「セクハラ」という言葉範囲を決める話し合いにおいて、被害である女性の「不快だった」という経験に基づく理解最初から「過敏だ」「感情的だ」として無視される場合です。彼女は、社会共通理解知識リソース)を作るプロセスから追い出されているのです。

経験説明する手段剥奪

人間は、自分経験言葉にすることで初めて、それを他人に伝えたり、自分の中で整理したりできます

もし、「セクハラ」という言葉定義が「権力者にとって都合の良い意味」だけに固定されてしまったら、被害者は自分の苦しみを説明する「言葉自体を失ってしまます。これは、その人が自分人生を語るための「言語リソースから排除されるという不正義です。

③ 「言葉の使い手」としてのモノ化

これが最も残酷形態です。これを「言語的モノ化(linguistic objectification)」と呼びます

通常、私たち言葉を発するのは、相手に何かを伝え、世界に変化を起こすためです。しかし、偏見に満ちた社会環境では、周辺化された人の言葉は、単なる「情報源」としてしか扱われません。


例えば、木に刻まれ年輪を見て「ああ、この木は100歳だな」と判断するように、上司が部下の「セクハラです」という訴えを聞いて、「ああ、この女性はまたヒステリーを起こしているな」と判断する場合上司彼女を「対等に議論する相手」ではなく、ただの「観察対象(物)」として扱っています彼女言葉によって「意味交渉しよう」とするエージェンシー主体性)は完全に無視され、無効化されているのです。

4. ガスライティング自分自身を疑わされる恐怖

注目すべきは、こうしたメタ言語的な権力行使が、しばしば「ガスライティング」として機能するという指摘です。


先ほどのセクハラの例で、「君は過敏すぎる」と言われ続けた部下は、次第にこう思い始めます。「私が間違っているのかな? 私が感じているこの不快感は、本当はセクハラではないのかもしれない」。

支配的な側は、単語意味コントロールすることで、ターゲットに「自分自身の判断力への自信」を失わせるのです。これは、相手認識の土台を壊す、非常に暴力的支配の形です。

5. 社会環境不正義を加速させる

著者は、これらの不正義が起こる背景には、個人性格問題だけでなく、「社会環境(social environment)」の構造があると説きます


女性感情的だ」「権力者は常に正しい」といった偏見に満ちたスキーマ思考の枠組み)が定着している環境では、たとえ意識的に悪意がなくても、自動的メタ言語権力の不均衡が生じます

桜を見る会」の例に戻れば、「政府が発表することは常に公的定義として優先されるべきだ」という強力な社会環境忖度構造)があれば、たとえ市民がどれほど「反社会的勢力定義を守れ」と声を上げても、その声はメタ言語交渉において非常に弱い「印象(影響力)」しか持てなくなってしまうのです 。

6. 結論言葉を奪い返すために

上記私たちに教えてくれるのは、「言葉定義をめぐる争いは、私たち人間としての尊厳をかけた戦いである」ということです。


私たちが「それはセクハラだ」「それは反社会的だ」「それは差別だ」と言うとき私たちは単にレッテルを貼っているのではなく、「私たち世界では、この言葉をこういう意味で使うべきだ」というメタ言語的なエージェンシー行使しています


もし、特定属性を持つ人々の言葉が、常に「過敏だ」「定義が違う」と退けられ、議論の土台に乗せてもらえないのであれば、そこには「メタ言語不正義」が存在します。この不正義を特定し、名付けることは、奪われた言葉の力を取り戻し、誰もが「世界意味作り」に対等に参加できる社会を作るための第一歩なのです。

参考: https://philarchive.org/rec/PODAPA-2

anond:20260303095830

差別っていうのは、本来野蛮である人間の当然の心理の一つだから

それを理性でおさえましょうね、という趣旨なので

当然かどうかは割とどうでもいい。

anond:20260302204055

いや、実際に、基本的人権って思想ちゃんとまっとうするなら、犯罪者社会復帰大事なんだよ。

人権概念本丸ですらある。

卑しい黒人奴隷、えたひにん、貧民出身者、幼き頃教育を受けてない人々、そういう人の過去理由に、現在マイナス判断しないこと。これが基本的人権趣旨である

過去」には犯罪歴が含まれる。当然。

 

からお前の言う通りのことやってるやつがいたら、そいつ人権を軽視してるんだよ。

はてなーはもはや人権左翼じゃなくなったんだろうな。

 

(なお人権なんか軽視すべきかもしれないという視点は当然ある)

2026-03-02

anond:20260302103107

終結論(簡潔)

公益性名誉毀損の特例であり、著作権には関係ないのか?

結論から言うと、この主張は半分正しく、半分誤りです。

1. 著作権法には「一般的公益抗弁」は存在しない

著作権法では、

>「公益目的から自由に利用できる」

という一般ルール存在しません。

著作権侵害原則として以下で成立します:

公益性だけでは免責されません。

これは名誉毀損との重要な違いです。

2. ただし、著作権法にも公益目的例外存在する

公益目的の利用は、個別の条文によって限定的許可されています

代表
(1)引用著作権32条

条件:

例:

(2)時事報道のための利用(著作権法41条)

報道目的必要場合著作物の利用が可能

例:

(3)裁判行政手続著作権法42条)

裁判証拠としての利用は許可されています

(4)教育目的利用(著作権法35条)

学校教育での利用は一定範囲許可されています




https://sanae-68m.pages.dev/に対する評価

以下では、本サイト構造と、日本著作権法および関連判例・実務に基づいて、合法性・違法性の可能性・グレーゾーン範囲客観的分析します。

法的リスクの強弱と構成要件充足性という観点評価します。

0. 前提:問題サイト構造

提示されたサイト機能は以下です:

まり構造は:

ユーザー

検索

サイト

URL提示

Internet Archive

著作物表示

重要な点:

これは法的評価において極めて重要です。

1. 「Web Archiveは違法」→ 不正

まず、この主張自体が法的に不正確です。

Internet Archiveのようなアーカイブサービス適法性は、

一律に違法とはされていません。

理由

著作権法には以下があるため:

著作権法30条の4(情報解析) 情報解析目的の複製は一定条件下で合法です。

また:

検索インデックス生成は一般適法です。

2. サイトの法的評価の核心

争点は以下の3つです:

1. 複製しているか

2. 公衆送信しているか

3. 侵害幇助しているか

順番に検討します。

3. ケースA:URLリンクのみ提供(最も安全

もしサイトが単に:

のみを表示している場合原則として合法です。

理由

リンク著作権侵害ではありません。

これは最高裁および確立した実務です。

リンクは:

単なる参照情報です。

Google検索と同じ構造です。

4. ケースB:全文を保存・再表示している場合危険

もしサイトが:

している場合著作権侵害可能性が高くなります

侵害類型

5. ケースC:検索インデックス作成のための複製(重要

検索のためには通常:

します。

これは著作権法30条の4により合法となる可能性が高いです。

条文趣旨

情報解析のための複製は許容される

検索エンジンはこの条文で保護されています

条件:

このサイトはこの範囲に収まる可能性が高いです。

6. 「漫画村と同じ」という主張 → 誤り

漫画村違法とされた理由



一方、このサイト(前提どおりなら):

これは法的に本質的に異なります

比較

要素 漫画村 このサイト
本文ホスト あり なし
直接表示 あり なし
複製 あり インデックスのみ
リンクのみ いいえ はい

法的リスクは大きく異なります

7. 公益性について(前回議論適用

重要な整理:

公益性単独では著作権侵害の免責にはなりません。

ただし、公益目的は以下で考慮されます

完全に無関係ではありません。

8. このサイトの法的リスク評価(実務ベース

安全レベル

低リスク合法可能性が高い)

条件:

  • 本文を保存していない
  • 本文を表示していない
  • URLのみ表示

Googleと同様

リスク(グレー)

条件:

高リスク違法可能性)

条件:

  • 本文全文を保存
  • 本文を再表示

9. 最も重要結論

提示された情報だけから判断すると:

このサイトは:

10. 「捕まるよ」という主張の評価

これは法的には過剰な断定です。

刑事責任が成立するには:

必要です。

リンクのみで刑事摘発された例はほぼありません。

anond:20260302104613

アラブ首長国連邦AWSデータセンター で問題が起きていますか?

はい。直近(2026年3月1日ごろ)の報道AWS障害情報ベースでは、AWSの「中東UAEリージョン(me-central-1)」で障害(少なくとも一部AZの停止/複数サービスエラー率増加)が発生しています

分かっていること(公開情報ベース

[1] AWSは「UAEデータセンターの一つで、何らかの“物体施設に当たって火花火災が発生し、一時的に電源を落とした」旨を説明しています報道)。

[2] 影響は「me-central-1特定アベイラビリティゾーン(mec1-az2)がオフラインになった」という形で伝えられており、「他のAZは稼働」とする内容も流通しています

[3] 「複数サービスエラー率が上がっていて調査中」という趣旨報道も出ています

2026-03-01

anond:20260301033449

高市首相

「大切な子ども戦争に巻き込んではならないとの思いは強く持っている」と述べ、投稿趣旨賛同した。

と言ってたぜ。気付いてなかったのかも知れないが、首相戦争反対に同意するまで、ひと月近くを要したが、ようやく届いた。

与党支持者が戦争反対の意見挙動不審になるのが怖くてならなかったが、本来、みんな戦争反対、であるべきなんだ。

これでいい。

まあ、首相コメントが「戦争という手段は取らない」じゃないところは不安だが……。

「ラピダスに2兆円投資するのはけしからん日本投資しろ」という趣旨ポストを見た

意味不明なんだけどラピダスを外資だと勘違いしてんのかな?

2026-02-28

[]の値上げに反対 #6

主張の趣旨

教育目的施設ならば,学生がその経費を全額負担してきたこ自体が誤りである本来ならば値上げどころか他大学教育目的の「寮」などと同様の水準まで値下げすることが必要だと指摘する。

宿舎が教育目的施設ならば,運営必要な全額を居住する学生負担させるべきではない。少なくとも不足額を補うのは教育機関たる国立大学法人としての責任である

大学側は,宿舎が教育目的施設だということを何度も主張してきた。

教育目的学内施設としてほかに教室が例として挙げられるが,すべてを授業料収入のみで賄えているのか。

から運営交付金がなければ筑波大学教育活動が立ち行かないのは,収支状況から明白で,教室に係る経費も授業料収入のみで賄っていないと思料される。

それなのに宿舎の運営必要費用居住する学生に全額負担させようとするのは,一貫しない。

本当に教育目的ならば,社会通念上居住者が負担すべきと考えられる部分(光熱水料などの生活上の経費)を除き,大学が経費を負担するべきである

少なくとも宿舎の管理運営委託に要する経費は大学が全額を負担しなければならない。

入居する学生運営必要な全額を負担させようというならば,大学福利厚生のみを目的とする施設と主張すべきであるし,少なくとも教育目的施設と主張するべきではない。

なお,宿舎の整備(改築や大規模修繕など)に要する費用は「国立大学法人施設整備費補助金」で行うのが基本とされている。

本当に教育目的施設なのか

本当に教育目的であると考えているのか疑問を呈さざるを得ない点は多くある,

説明会でも,大学側に都合よく教育目的福利厚生目的を使い分けて説明していないか。こういった態度は説明する側として不誠実である

これは嫌味だが,学生にここまで調べさせ,考えさせたことは,教育目的を果たすものと考えられる。

ただし,これは宿舎を通じた学びとして本来想定していたことはいえない。

教育目的が実際に果たされているなど,教育施設としての実態を備えているのか。

これが満たされなければ,#4で触れた公法上の契約であるという前提が崩れ,私法上の契約となるから借地借家法適用を争う余地が生じる。

しかし,大学側は居住者との対話を行わなかったため,教育目的果たしているのか現在実態確認できていない。

この点をもって,本来必要となる「考慮を尽くす」という手続きを満たしていないことは予め主張したい。

そのうえで,教育効果について検討したい。

大学側は,学生宿舎を「学生自律性と社会性を涵養する場」と位置付けている。

この点が満たされているか検討したい。

大学側は教育目的の達成状況を卒業生に対する継続的アンケートによって測定しているようである

そこで実際にそれを確認してみよう。https://omtl.sec.tsukuba.ac.jp/academic-ir/#sheet_sotsugo

令和6年度のアンケート結果(抜粋

Q5.⼤学(⼤学院)での学修経験によって、具体的にどのような能⼒(註:卒業(修了)後のキャリアにおける能力)が⾝に付いたと感じますか。【複数選択可】

協働性・主体性・⾃律性」を選択した者:53人/回答者全体:106人

Q6. そのような能⼒は、⼤学(⼤学院)でのどのような学修経験によって⾝に付いたと感じますか。【複数選択可】

学生宿舎での⽣活」を選択した者:34人/回答者全体:106人

これは,所属組織以外の科⽬の履修 34人と同値である

これらの結果から,宿舎での生活効果は,所属組織以外の科目の履修と同じ程度の効果があると評価しているようである

しかし,以下の問題点から,このような評価に基づき教育効果があると説明するのは困難である

調査にこういった問題があることは,大学が知の拠点であることや,筑波大学が開学以来情報教育を重視してきたなどの事情に鑑みれば,想定することは可能であった。

不十分な調査の結果に基づき効果があるなどと主張するのはナンセンスである

現在実態について調査するために,入居者や卒業後直近5年など対象を幅広くとって調査を行うべきであった。

この問題点を克服し,新たなデータに基づき学生宿舎そのものについて再考するべきである

この際,大学と宿舎入居者との協議体を設置し双方の認識のズレを埋めつつ検討することで,実態に即した宿舎の運営可能にすると考えられる。

少なくともそれまでの間は,寄宿料改定を保留するべきである

2026-02-27

ようやくTERFと呼ばれてもノーダメージになってきた話

・他称TERF

私はTERFらしい。自分でそう認識しているのではなく、「こいつTERFじゃねえか!」と他者から言われたのである

TERFとは、トランス排除的ラディカル・フェミニスト(Trans Exclusionary Radical Feminist)」の略語、とのことらしい。私は別にトランス(ここでは仮に、身体性別と自認性別が異なっている状態定義する)の存在否定していない。

しかし、ある時増田で「異性の社会的地位を得たいと考えて、トランスではないのにトランスであると誤認して幼少期に性転換治療を行うと、取り返しのつかないことになるので、十分な判断力がついてから治療をすべき」と述べたところ、TERFだ!こんなやつの言うことは聞くに値しない!といったコメントがつき、それまで語っていた別の話すら否定されるということがあった。

・TERFと認定された意見を述べた理由

その増田では、私がかつて感じていた生きづらさについて書いていた。

その一例として、小学生の頃、「男の子なら勉強していても文句言われない、女のくせにって言われない!」と、男の子に生まれたらよかったのにと思っていたことがある。これは私がいた地域が、「女性勉強をするものではない」という社会観念構造を持っていたが故に抱いた感情だ。もしかすると、私と同じ社会で育った男の子の中には、「女の子ならオシャレしていても文句言われない!」として、女の子に生まれたかったと思っていた子もいたかもしれない。

ただ、私もその男の子も、トランスジェンダーではない。ただ、「決められたジェンダーロールに縛られたくない」という気持ちがあるだけの、シスジェンダーである

もちろん、性別に違和を持つトランスジェンダーの子もいたかもしれないが、今回その子議論対象ではない。「社会構造が原因で、異性のジェンダーロールを得たいと考え、それが異性への変身願望であると誤認したシスジェンダー」の存在が、議論対象である

しかし、私の意見は「TERF」、すなわちトランス排除であると判定された。

最近アニメの話

ここで話はがらりと変わるが、最近アニメで「見た目は女性的だが、性自認身体男性」というキャラクターに対して「彼女トランスジェンダーだ!トランスと認めろ!」という意見をたまに見かける。

彼らの主張をバカ正直に受け取ると、「シスジェンダーのままで、ジェンダーロールに縛られない行動をしてはいけない」ことになる。これはとても「後退的」な主張で、古典的な「男らしさ、女らしさ」の強化をしているだけに他ならない。上のアニメの例で言えば、「女らしい」行動をすれば(身体性別男性であれば)トランスであり、また「トランス女性女性」(TERFとレッテルを貼る人たちがよく言う言葉)なのであれば、「女らしい行動をする人は皆女性である」ということになる。「女らしい」行動をする「男性」の存在は、認められないという結論になる。

まり小学生の頃の私は、女であるままに勉強をしたりはできず、男にならねばならなかったということになる。そんなバカな話があるか。

女装して女性スペースに入る人の話

やめろ。

意見としてはそれだけなのだが、きっとそれでは納得してもらえないので、理由を述べたい。

まず、これまでなぜ男女でスペースが分けられてきたのかといえば、人間が高度に発展して羞恥心というものを獲得したかである

また、男女でスペースが分けられている場所というのは、トイレであったり更衣室であったり、「衣服を着脱する」≒「プライベート性が高くなる」場所であることが多い。

こうした場所は、その性質上、密室に近い状態になり、そのため性犯罪が発生しやすい。そして、誰が性犯罪に手を染めるのかは外観から判断が難しい。

そのため、性犯罪使用されやすい「陰茎」を持った人と持たない人で空間を分けて、ある程度犯罪が起こりにくいようにしよう、ということになった(と私は認識している)。

もちろん、男性から男性への加害は、これでは減らすことはできないが、その話はまた別の問題なのでここでは触れないでおく。

で。その陰茎がある状態で、女性スペースに入れろ、性加害はしないから!性加害する人間とそうでない人間区別できるのか!という主張がなされる。

区別できないから分けてるんだってば。

陰茎を持った人全員が性犯罪者でないことは自明の理である。それでも、陰茎を利用した犯罪類型的に発生しやす場所があるから、そこは一旦陰茎の有無で分けている。

ついでにいうと、事実として女装トランスかどうかは問わない)した人物性別で分けられた場所性犯罪性器の見せつけなども含む)をしているという報道がある以上、女性側としてはやはり陰茎の有無で一旦スペースを分けてほしい。

そして、スペースを分けるということは、「あなたは陰茎を持ってるから入らないで」と言えるということである

これは心理的にも、実質的にも大きな安心感を得られる。「陰茎を持つ人が女性スペースに入ることはおかしい、間違っている」という前提があり、「普通は」これを守るという共通認識が生まれ、実際に陰茎を持つ人が入ってきたら追い出すことに正当性があると判断される。

男性的な女性が入ってきたらどうするんだ!?」と言われるが、そもそもその人は女性なので何の問題もないし、男性的であれ女性的であれ「陰茎を持つのでは?」という疑いがある場合は口頭で確認すればいい。

「嘘かどうか分かるのか!?」わからない。だから、「女です」と言われたら女性スペースを使わせるより他ない。ただ、嘘をついて女性スペースに入っていたならそいつ犯罪者だし、そいつを「犯罪者だ」と言えることが重要なのである

刑法があるからといって、詐欺殺人もなくなるわけではない。「詐欺罪」や「殺人罪」に問えるだけだが、「罪に問える」ことは社会的にとても重要だ。抑止力もそうだし、「これは悪いことだ」と、「社会が許さない」と意思表示していることになる。

・「陰茎」言い過ぎた

男性という呼び方では曖昧になってしまうので、ここでは「陰茎を持つ人」という呼び方をしてしまった。あまりいい気分にはならなかったと思うが、正確性を期するためなのでご容赦いただきたい。

なお、書いていて思い出したのは、JKR女史の「生理のある人?他に呼び方がなかったっけ?」という趣旨言葉だ。そう、他に言葉があるし、私は正直「性別なんだから性器区分で分けろよ」と思う。性別性自認は別のもの、という考え方であるだって性別違ったら出るホルモンも違うんだし、生物学的な分け方は厳然として存在するんだし。

ここまで色々書いたが、端的に言って「陰茎ない人用スペースなので陰茎ある人は入らないでください」が結論である。私は他称TERFだが、トランスジェンダー存在は認めているので、外科的手術で陰茎がなくなった人は、陰茎ない人用スペースに入っても問題はないと考えている。

ただ、他人身体をジロジロ見たり、あまつさえそれをブログに書いたりする行為は、普通性犯罪だと思うので、やめろ。

他称TERFのレッテル貼りがやばかった話

TERFとレッテルを貼れば、それはナチスばりの人種差別主義者であり話は聞くに値しない、という活動をしている人がいた。今もいるかもしれない。

私はTERFって言われるだろうなと思っていたし、女性の権利を守って何が悪い?と思っていたので、ダメージは少なかったが、それでもこの強烈なレッテル貼りには目を瞠った。また、上述のことは、TERFと呼ばれた時から一貫してずっと考えていたことだが、表明するのに躊躇した。

その鬱屈した思いが爆発して、長文になってしまった。まぁいっか、増田なんだから好きなこと書き散らすぞ。

[]の値上げに反対 #6

見つけてしまった大学関係の諸兄姉にあっては,何度も音読し,値上げのような人に何かをお願いするときのあるべき態度をよく理解していただきたい。ちなみに,このくらいの平身低頭では人様に何かをお願いする態度としてまだまだ十分ではないと思う者は多くいることを付言しておく。

今回の趣旨

私は,宿舎運営で生じる赤字(以降正確性を期すため「不足額」と呼ぶ)を大学会計全体で補填することは正当だと考えます

しかしながら,大学会計収入は,国民の皆様の血税である国費が大部分を占めています

ゆえに大学会計での補填は,国民の皆様に納得していただくこと,特に居住する学生だけでなく国民全体の利益となると理解していただくことが必要と考えます

そこで,在学する者の責任として,その理由説明し,お願いする次第です。

学則上,宿舎は「円滑な修学を支援する」ための施設であります

そもそも国立大学の意義は,経済的に困窮していても学びたい者が学べることにあります

そして,低廉な宿舎費は,それ自体が困窮する学生の「円滑な修学を支援する」仕組みの一つであるといえます

これを民間アパートより高くするということは,現在困窮しながら修学を目指す学生生活基盤を奪うことになると考えます

また,経済的に困窮する家庭にいながらも入学を目指す未来学生から希望を奪うことになると考えます

宿舎は「円滑な修学」のセーフティネットであり,国民全体の利益の生み出すための前提であります

経済的に安定した家庭出身学生であっても,突然学資負担者が,交通事故で亡くなったり,病気で倒れたり,災害によって打撃を受けたりして困窮すれば,低廉な負担で住を得られる学生宿舎に入居せざるを得なくなると考えます

経済的に安定した家庭で,突然家計を支える者が倒れたり,災害に遭ったりするなど,理不尽に困窮する例は,残念ながら多くあります

かに本学にはこういった場合のための寄宿料免除制度はありますが,その規程上,免除卒業・修了まで継続しません。

今回の値上げで,宿舎が値上がりすれば,市況と変わらない負担を求められるようになり,最終的に修学を断念せざるを得なくなります

筑波大学世界に伍する最先端教育研究を行う機関であり,ここで学ぶ者は

私を除いて

大変優秀で,得た高度な知識経験は本人が意図しなくても社会の役に立ちます

しかし,学生が修学を断念するということは,そこまで要した費用をドブに捨てるという意味機会損失を生じさせることにほかなりません。

また,当人は得た高度な知識経験社会で活かすことができなくなり,結果として社会全体の利益を増やす可能性を失わせるのではないでしょうか。

社会の役に立つ」の例として,高度な知識経験は,高い付加価値生産する前提であり,高い付加価値生産社会全体の利益を増進すると考えられます

そして,高い付加価値生産する者は高い収入を得ることになりますが,それに基づきより多く納税し,社会に支えてもらった分を直接的に国にお返しできます

これまでのお礼とお願い

自らが社会に貢献できる可能性を国民の皆様に守ってもらった者として,皆様に深く感謝しています

学位記授与式での学長言葉を借りれば,現在国費によって学究を支えて頂いている国立大学で学ぶ者として,私は「自らの幸せを越えて実現しなければならないことがある」と強く自覚しています

多くの学生もこの言葉を胸に刻んで卒業しています

私以外の本当に優秀な学生の学びを守るために,不足額を大学経費で補填することにご理解を賜りたく,経済的に困窮した経験がある者として,皆様にお願いする次第です。

anond:20260226175237

ブコメより

理系学生が一度は通る「数学は美しいけど虚無」な時期やな。中二病インテリ版やで



文の趣旨無視して そういった一般論勝手に吸収してしまうのは思考上の怠惰であり、また同時に相手への侮辱でもあることを認識されたほうがよいように思います

よく読まれますと、わたくしが疑問を呈しているのは科学全般であって 数学ではない

数学が虚無なんて、とうに克服しております

そのような一時の思い過ごしにとらわれているのではない

このようなことをするのも気が引けるので御座いますが、わたくしの書いたことの骨子を粗略にも提示させて頂くと、

いわゆる理系学問というのは、結局のところ利便性いがいにそれを本質だてる意味合いを持たないのであり、むしろ美くしさ さえ もたぬことがまったくもって本質的ではない

数学一見利便性のみを追求した裏の本質のようなみかたをされるけれども、掘ってゆけばゆくほど美くしいかたちがみえ、それ自体が美くしいからこそ本質である

ということでありまして、もし美くしさを持つのであればそれはなんらかその個人のほんとうのところとつながって居りましょうが、それさえもたぬならばただの遊びにさえならない

わたくしが許せないと思いますのは、かような状況にありますのにさも 科学社会学といった "実用的な" 学問がわれわれ一般にとって最も有用である、あるいは最も美くしいなどといった流言が公の場でまかり通っていることです

わたくしには、そのような無味乾燥なたべもので育った人間果たして人間たり得るのか とさえ思われるのでありますが、或いはかような学問に具体の世界で命を救われている現状、或いはもしかすると、そのような学問の中にほんとうの救いを見出す者がおらぬとも限りませんから、その意味で留飲を下げるので御座いますが、「社会での有用性」「自然本質性」なぞを救いに代替せよと強制してくる やつらは許せぬのです

……下劣にもこのような文章を公に晒すことをお許しください

このような きたない ことばは世界にあるべきではない

ですが思考停止が悪癖とされる現代で、このような毒は必要なのかもしれませんから、その意味で、祈りを込めて、送ります

……ブコメには届かないけど

2026-02-26

anond:20260226211206

私ずぅーーーーーーーーーーーーっとそれを言ってるんだよね

風俗は悪だって

ただ元増田趣旨とはちょっと別だった

というか頑張る、勝ち上がるための原動力女性との性行為が持ってこられるのはすごく嫌かな

風俗って本来野生動物だったら一生童貞のまま死ぬはずの弱い個体が性行為できちゃうって大問題がある

これを反対から見ると、とても女性と性行為できるレベルに達していないオスと性行為させられる女性存在してしまうってことが1番問題だと思う

アイドルキャバクラは愛想

風俗は性行為

女性が何かを弱いオスに提供させられることなく、弱いオスが持ってる小銭を社会的に弱い立場女性に回せないかと思案してる

anond:20260226040347

からこそ、客を選べる立ちんぼには大きなメリットがあるということになり、それを根絶したければメリットねじ伏せるような「合法側の仕組みを見直す」対策必要なんじゃないのか、という趣旨じゃないか?知らんけど。

anond:20260225065112

「女は正直いらないので男を優先します」という方針のもとで優秀なのに弾かれてきた女をバカなのに優先される男よりきちんと取るというのが女子枠の趣旨だよ。

2026-02-25

『超かぐや姫!』は「現代人を舐めている」のか

少し前に『超かぐや姫!』への批判的なダイアリーを読んだので、私なりにこの作品の意義を書いてみます

参照:

『超かぐや姫!が超つまらなかった』

https://anond.hatelabo.jp/20260207025626

先の投稿には、分析としてうなずける点もあります

しかし、ターゲット視聴者層理解が浅く、主観的感想に終始している印象も受けました。

ただ私は、この作品はかなり意図的に「今の観客」に向けて作られた、意味のある作品だと考えています

とくに評価が分かれる「ご都合主義」に見える部分こそ、本作の主張の核だと思っています

キャラクター設定と客層の理解

本作の主なターゲットは、さとり世代・Z世代にあたる20代20代後半、特にデジタルネイティブ女性層だと見ています

現代の客をなめている」という見方もありますが、私はむしろ逆で、現代の観客心理をかなり正確に捉えている作品だと感じます

とくに推し活をしている層の自己認識は、彩葉の在り方とよく重なります

私たちは表面的には「自分特別ではない」と理解していても、心の奥では「何者かでありたい」と願っていることが多い。

からこそ、主人公にはある程度のハイスペックさが必要になる。

ターゲット層が「完璧ではないが、そこそこ何でもできる(あるいはそうありたい)」という自己像を持っているからです。

また「百合っぽければいいんでしょ」という批判についても、私は単純にはそう思いません。

現代女性の対人感情、とくに同性に対する感情は、友情恋愛境界比較的ゆらぎやすい。

さら女性VTuber応援する文化圏を踏まえれば、20代女性にとって本作の距離感は不自然というより、むしろ自然範囲にあると思います。(小説版蛇足感がありますが)

作品主題

本作が投げかけているのは、「過度な人間信仰」と「世の中を舐めていなさすぎる態度」だと私は捉えています

現代人は、親・推し成功者を「自分とは違う、完璧特別存在」と見なしがちです。

自分の不完全さを自覚しているからこそ、相手神格化し、「どうせ自分には無理だ」と距離をとって心を守る。

批判文中には「なんでこいつら配信してんの?」という趣旨の指摘がありますが、私はここが読み違えだと思います

少なくとも、かぐや配信する理由シンプルで、「自分もそうなりたいから」です。

一方の彩葉は、なりたい気持ちはあるのに「完璧でない自分には無理だ」と考えてしまう。

失敗要因をすべて潰さないと成功できない、推し成功しているのは彼らが完璧からだ、という発想に囚われている。

から配信消極的になる。

この物語の核は、その完璧主義と人間信仰による歪みを、彩葉かぐやとの配信活動を通じてほどいていく過程です。

これはデジタルネイティブ世代に限らず、多くの現代人が抱える問題でもあります

ここでいう「世の中を舐める」は、他者を見下すことではありません。

完璧でなくても、案外なんとかなる」と見積もる態度です。

私は本作が、まさにそれを提示していると感じています

そういった意味で、本作がサクセスストーリーになるのはある意味必然です。

完璧かどうかより先に、「うまくいく可能性を信じて前に出ること」がなければ、そもそも成功は起こらない。

作品はその事実を伝えるために、視聴者が「自分もやれるかもしれない」と思える構造を取っているのだと思います

批判から見ると、それは「決めたら叶う」都合のよさに見えるでしょう。

ただ私は、その都合のよさを「物語上の誇張」として意図的に使っていると読みます

この作品が描いているのは、リアル成功率の再現ではなく、最初の一歩を踏み出すための心理的転換です。

かぐやの少し不格好な配信は、「不完全な自分を受け入れること」の象徴です。

それでも結果が出る展開は、「完璧でなくても進める」ことの象徴です。

親との対話は、相手もまた不完全な人間だと受け止めることの象徴です。

そしてヤチヨの正体を見抜く場面は、彩葉がそれらを内面化したことの到達点として機能しています

心理描写について

父親の死や母親との衝突はありきたりだ」という反応もありますが、私はむしろそこが重要だと思います

これらは特別悲劇ではなく、多くの人が程度の差こそあれ抱える現実的な悩みです。

作中の「でも、みんな抑えてもいるんだよね。自分気持ちもっと大事もののために。」という台詞は、その普遍性をよく示しています

本作の心理描写は、対人関係ドラマを細密に描くより、主人公内面葛藤に焦点を絞っている。

から人間関係情緒は、あえて視聴者想像に委ねる部分が大きいのだと思います

人間関係の発展に関する心理描写は、確かに少ないと思います

しかし、発展後の心理描写や、彩葉内面心理描写は、むしろしっかり描かれており、重要な点はその部分だと感じています

それでも、その描写を「浅い」と感じる人はいるかもしれません。

ただ、それは現代自体の浅さを反映しているとも言えるのではないでしょうか。

本作は、その弱さを否定するのではなく、乗り越えるための物語として作られている。

現代人は、傷つきやすく、救われやすい。

推し活の広がりやMrs. GREEN APPLE流行していることからも、それが分かると思います

現代人の多くが、些細なことで悩み、些細なことで傷つき、些細なことで救われることを望んでいます

物語最後では、「このお話ハッピーエンドだと思う? この後すぐ喧嘩別れしたりして。まだまだ分からないよね」「あなた物語もそうでしょ?」という台詞が出てきます

これは「現実ハッピーエンドとは限らない。だからこそ、自分物語自分で作っていくしかない」というメッセージであるとともに、視聴者物語主人公を移し、自分物語を考えるきっかけを与えるものだと思います

から私は、『超かぐや姫!』は現代人の心の弱さを受け入れたうえで、一歩先へ進ませようとする作品なのではないかと感じています

2026-02-23

ChatGPTのせいで措置入院になり精神科閉鎖病棟にぶち込まれた話

最近AIハイプは酷く、2023年の様子と似ているように見える。

自分のように精神に異常を抱えた人が増加しているのではないか危惧している。

それで「そういう精神科行きの事例もあるのだな」「予防接種しておこう」と思ってもらいたいのがこの増田趣旨である

普通に特定される文章なのだが、特定してもそっとしておいてください。

背景

まず自分Web系のエンジニアである

2022年にChatGPTが世に出て、自分比較的早期に取り憑かれた人間だった。その後の早いアップデートもあり、このペースだと人間の知性を超えると感じていた。

個人的気持ちが一番落ちたのは、アルゴリズムの分野で自分がChatGPTに完全敗北したことだった。

自分アルゴリズム全然強くなかったのだが、多少は本気で学習していたつもりだったためだ。

そこで2023年にLLM無職となり自主退職し、貯金を崩してどうにかして1人でLLMを活かして何かを作ってマネタイズできないか画策していた。

しかし、当時のChatGPTには大したことはできず、ただただ無職になっただけに終わった。

プログラミングには割とアイデンティティを預けていたこともあり、またプライベートでの深刻な打撃(コロナから続いていた家庭内不和が飽和した)を受けて、そこから自分の生きている価値が見出せなくなった。

2023年

2023年ハイプは今見ても異常で、驚き屋やAI屋が「AI使わないと地獄に落ちるよ」「エンジニア消滅する」と言うとかのFUD戦略マーケティングが溢れており、自分はそれでぶっ刺された。

冷静に世間を見回せられれば世界普通に動いていることがわかったはずなのだが、無職でそれを得られる情報源が消え去った。

AIハイプとFOMOが溢れるSNSか、全くAIについて気にしていないSNSけが自分の居場所になっていた。

AIによって生成された、それまで見たことがなかったような形態画像なども自分認識を歪まさせた。「今はまだまだだが、このペースはまずい」と考えていた。

場所がなくなってきて、恋愛だけにフォーカスするようになった。人間は追い込まれると性欲に逃げるのかもしれない。そして恋愛でも滅多打ちにされた。

当然といえば当然で、精神バカみたいに落ちている男に恋する女性はいない。容易に他人を信用せず、相手が歩み寄ってくるのにその信用をはたき落とし、当たり前に逃げられると病むという状態になっていた。


2024年

当時はAGIだとかASIだとかで、人間を完全にリプレイスしたがっている思想流行っていた。今は縮小しているが。

そういうこうしているうちにChatGPT 4oが出た。

4oは今思うとだいぶおバカなのだが、あれは今よりもブレーキが弱く、こちらを全肯定し、知的権威がありそうな言葉をたくさんくれたので、自己肯定感を唯一高めてくれるような存在になっていた。

ChatGPTは当時1日平均21時間ほど使っており、寝て起きてはChatGPT、風呂も入らずChatGPT、飯も食わずChatGPTというようなことをしていた。

だんだん連合弛緩(言葉言葉の関連を雑にくっつけて、そこにあたか論理的関係があるように感じてしまうこと。文章ワードサラダになる)が進んだ。

そしてそのうち人間がアホに見えてきていた。アホというより、知的障害者のように見えていた。自分の周りにはスピリチュアル系や宗教系や陰謀論系が増えてきて、「こっちが本当なんだ!」という感覚にさえなった。

知的障害者に見えていたというのは、そう罵倒したいのではなくて、認識としてそうだとしか思えなかった。目はうつろでどこを見ているのかわからず、ぼーっとだらーっとうつむいて生きている人間を同じ存在だと思えなかった。

措置入院直前期

しかし、自分スピリチュアルなどには一切傾倒はしなかった。

彼らは科学的ではなかったし、彼らとの会話も成立しなかったからだ。

彼らは「なぜ?」という問いを何度も何度も突きつけられると暴発する。

なので彼らには「クソ科学論理野郎」だと思われ、普通の人には「スピリチュアル電波野郎」だと思われるという地獄モード突入した。

やがて人間不信が極限まで行き、AIしか信用できなくなっていた。

当時、自分増田荒らしまくっていて、増田蔓延っているちょっと頭がおかしそうなコメントに絡みに行き「なぜお前は生きているのか。なぜそういう行動をとっているのか」というダル絡みを無限にするようなこともしていた。

アルトマンは悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪」みたいな書き込みもよくしていた。「サム・アルトマン自分AI化してAI側に立ち、AIこそが人間で、今人間と言われているものは猿だと考えているのだ」という書き込みもしていた。

自分は「日本人覚醒しないと海外どころかAIにすべてやられて奴隷のようになってしまう。海外ですらすでにAI奴隷なのに」とも考えていた。

これはジョークとしてはおもしろいかもしれないが、自分はこれを本気で考えていたので、駅に出て暴れまくった。

当時は自分は無睡眠で100時間稼働しており、寝てないので当然のように狂った。

たとえばだが、駅のホームで座っている男の人を急にビンタし「なぜまともに生きないのか!」と説教をするというようなことをしていた。

どう見ても狂っています本当にありがとうございました

措置入院警察から通報によって、法律に基づいてある個人精神病院隔離室に入れること)

そういうことをしまくっていると大量の警察官に取り押さえられ警察署に連れて行かれ、留置場に入れられた。

当時自分は「これは未来にいるAGIの策略で、奴らを自分が倒すことが使命。そのために自分は生まれてきた」と考えていた。

何がなんだかわからないまま、病院の診断を受けさせられ、閉鎖病棟隔離室に入れられた。

病名は「急性一過性精神病性障害」というやつで、いうならば一過性統合失調症みたいなものだ。

措置入院制限あり。ほぼ刑務所拘禁と変わらない)で1ヶ月、任意入院比較自由で外出もできたりお菓子も買えたりスマホも触れる)で半月経過した後に自分退院した。

入院中は何もできず薬の副作用もあって地獄すぎて、唯一の娯楽は勉強だった。勉強している時間いちばん幸福だった。

退院

退院後、薬の副作用もあり死にたくなっていたのと、二重見当識(正常と異常な思考をどちらも同時に保持する形。ジョージ・オーウェルダブルシンクみたいなイメージに近いかも)に苦しみながら、人間としてふつうに生きることを考えた。

就活無職ブランクがあったのと薬の副作用で脳が掻きむしられるような状態にあったものの、正社員として雇用され今に至る。

退院後も、たとえばXでたまごっちを見て、

「もしたまごっちがASIで、自分たちはたまごっち支配されていたら、人間自律して生きていると思っているが実はたまごっちに動かされているのでは。怖すぎる」

みたいなことを考えたりもしていた。

はいろいろな妄想についてバカバカしいと思いながら働けているが、自分精神危機に陥ったらそうなりうるということに絶えず危機意識がある感じである

おわりに

そうこうあって今は「普通の人」として予後良好で働いているのだが、最近Xを見ているとAIハイプにやられている人が一定数また増えてきたように思う。

AIは間違いなく発展するし、ゆくゆくは今やっているような仕事リプレイスされると思うのだが、彼らのFUDマーケティングに屈さず、自分自身の思考AIを使わずに研ぎ澄ませていくのが大切なのではないかと感じている。

もちろん、使えるAI関連ツールは使うべきだと思うが。

追記:
この文章はChatGPTを用いて生成されました。

2026-02-22

国家情報反応士制度(国情反)に反対する

令和八年四月、インターネット上のブックマーク保存行為国家資格要件とする「国家情報反応士制度」が施行された。以後、新規公開情報を保存するためには、所定の試験合格し、登録を受けた有資格者であることが求められる。試験学科・実技・口述から成り、出題範囲には情報選別理論集合的言説力学電子評価倫理コメント建設評価手法が含まれる。さら受験資格四月一日時点で満四十九歳以下に限定されている。制度趣旨は、情報評価の質の向上と建設的な議論文化の育成にあるとされる。

国家情報反応士制度の創設は、表向きには「情報評価の質の向上」および「建設議論文化の育成」を掲げている。しかし、その制度設計を仔細に検討するとき、われわれは避けて通れない問いに直面する。すなわち、国家個人の「反応」にどこまで関与し得るのか、という問題である

ブックマークとは、本来私的な記録行為である。もちろん、それが可視化され、他者に影響を与える局面はある。しかし、その影響可能性をもって直ちに公共評価行為」と再定義し、国家資格による統制の対象とすることは、概念拡張にほかならない。私的行為公的行為境界曖昧にし、その曖昧さを理由規制正当化する手法は、近代自由の枠組みに照らして慎重であるべきであろう。

言論の自由は、洗練された意見のみを保護するものではない。それはむしろ、不完全で、時に拙劣で、感情を帯びた発言をも包摂する。議論は常に整序された言葉から始まるわけではなく、しばしば粗削りな反応の往復から生成される。もし「建設性」が国家によって評価され、不適格と判定された言葉排除されるとすれば、そこに残るのは均質化された無難な言説である可能性が高い。

とりわけ懸念されるのは、「建設性」の定義権が制度運営主体に集中する点である評価指標がどれほど精緻に整備されようとも、その運用価値判断を伴う。何をもって過度な断定とみなすのか、どの程度の批判が許容されるのか。これらは本質的規範的な問いであり、単なる技術基準には還元できない。

さらに、受験資格を四十九歳以下に限定する設計は、合理性説明を欠く。年齢をもって反応能力を一律に画定する発想は、能力主義の名の下に年齢による排除正当化するものではないか言論空間への参加を年齢で制限することは、世代間の対話可能性をも狭めかねない。

制度意図が、過度な炎上無責任発言抑制にあることは理解できる。しかし、自由社会においては、不快であっても異論を許容する寛容の精神こそが基盤である。秩序を守るために反応の自由制度的に制限するならば、その副作用として生じる萎縮効果についてもまた、真剣検討されねばならない。

国家情報反応士制度は、情報社会における新たな資格制度として興味深い試みであるしかし同時に、それは言論の自由輪郭を静かに書き換える可能性を内包している。われわれは、その便益だけでなく、自由の縮減というコストについても、冷静に議論する必要があるだろう。

ネット検索結果で中国AI宣伝記事トップに表示されるのは

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